近年の厳しい経営環境は、従来の正社員中心の雇用だけでなく、いろいろな雇用関係を発生させてきました。ある人は短時間勤務者であり、派遣社員であり、高年齢者であり、外国人労働者であり、女性であり、そうした従業員を確実に管理しなくてはならなくなりました。これらの人々に対する労働関係法令もめまぐるしく施行、改正が行われています。

また、労働者個人も基本的な労働に対する考え方が変わり、企業活動のいろいろな局面で事業主との間でトラブルが発生するようになりました。こうしたトラブル回避の為には、企業の姿勢として労働関係法令に対する積極的なコンプライアンスが求められています。さらに、従業員の福利厚生の面でもある、年金、保険、退職金制度なども毎年の制度変更で複雑化してきています。

今、企業の労務管理業務は、従来のやり方では対応できない専門性を必要とする時代に入ってきたといえるでしょう。

私どもの事務所は、こうした事業所の大きな負担に対して、確実な各種行政への届出事務や専門的な知識を提供するだけでなく、各種トラブルが発生しないように対策を講じる「労務のリスク管理」を通じて「安心」を提供したいと思っております。事業主の立場に立った社外取締役といった位置づけでいろいろな問題を相談いただける関係を作りたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

所長：寺前 俊郎

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